トースター各種の検証

トースター各種の検証


トースターにもいろいろありますね。
トーストの経過が見やすい網目等のトレイに
のせて焼くタイプのオーブントースター。
経過が見えないポップアップ式トースター。
それから電子レンジのトースター機能。
一般的にはこの3タイプ。


ポップアップ式のいいところは、熱源が近いので、
高温短時間で焼けることです。
パンのトーストというのは、余熱して、高温短時間
でさっと焼くのが水分を保持できて、いい感じなの
ですが、うっかりすると焦がしてしまう。
PANKENのパンの場合、
スライス断面の面積がパンによってまちまちなので、
ポップアップ式トースターだとトーストしづらいかな。
この型は、食パンには便利なトースターですね。


その点、オーブントースターはどんなパンでも
トレイにのせて焼き加減の調整がカンタンですね。
数千円から1万円を越えるタイプ、いろいろありますが、
ワット数は高いほうがいい。
ただ温度が高くなりすぎるとサーモスタットが働いて
しばらくの間、切れてしまうタイプもあり、そうすると、
結局、短時間でトーストできないことに。
その「しばらく」というのが、延々切れたままで、
なかなか再スタートしてくれない機種もある。
1枚目のトーストはOKで、時間的に2枚目のトースト
に入ると切れてしまうという場合がある様子。
なので、新しく購入される場合は、その辺りを
メーカーに確認したほうがいいかもしれません。



PANKENのパンは一般的なオーブントースター
で、予熱してからトレイにパンを載せて、
2分で焦げ目が薄っすらと付くと思います。
3分でかなりハードに焦げ目が付く感じでしょうか。
多少、パンの種によって焦げ方に差があります。
たとえば小麦やカンパーニュや硬度1551ノンシュガー
等の白いパン系は焦げやすく、ライ麦や全粒粉80%
や玄米雑穀等は褐色パンなので焦げがわかりにくか
ったり。ブルーベリーぶどうクランベリー
オレンジ小麦やシナモンアップルティ・カレンズも
わかりにくいかな。オレンジ小麦は密度が高い生地
なので、多少、熱が通りにくいです。
あんパン小麦も中まで熱が通りにくいです。
あんパン小麦の小麦生地は焦げやすいのだけど、
中の粒餡が冷たいままという場合も。トーストの
コツはあんパン小麦の商品説明ページ参照。



焦げ目の強弱に関しては個々人のお好みになると
思いますが、薄っすらと焦げ目程度以内が
PANKENのパンの特徴(しっとり)がわかり
やすいと思います。
要は、生地の中まで温まるのに2分〜3分以内が
ベストですね。



電子レンジのトースター機能に関しては、
あまりいいイメージを持っていませんが、
機種にもよるのかもしれません。
判断の目安として考えられるのは、
トーストにかかる所要時間です。
2〜3分で生地の中まで熱が通っているのならOK。
焦げ目がついてなくてもいいと思います。
焦げ目が付くのにそれ以上かかるようだと
水分が飛んでるかも。
生地の中まで温まった状態で焦げ目の有無は
気にせずに取り出しのほうがいいと思います。
庫内の広い電子レンジの場合、乾燥しやすい
印象があります。余熱してそれからパンを入れる
ことができればいいのだけど。



常連のお客様方のトーストの仕方は様々で、
上記以外では、フライパンや魚焼きグリルを
好んで使用されている方もおられます。
我が家の場合は、殆ど全部を試して、
現在はオーブントースター(結構年季の入った)を
使用しています。かなりくたびれてきてますが。


◆まとめると、どのタイプでトーストしても
PANKENのパンは、美味しいです。笑。
少々乱暴に扱っても、びくともしない美味しさです。

自然解凍は厳禁とあちこちで書いてますが、
自然解凍してもほんとうは全然大丈夫な美味しさです。
そんなにやわなパンじゃない。だけど、一応、厳禁と
書いておかないと、理想の味を追求できないし、
4年に渡る「お客様の声」に頻繁に登場する
「他にはないパン」というお言葉の理想的な味を
まず味わって頂きたいと思います。
パンというものの可能性をPANKENで感じて
頂ければ、さいわいです。


PANKEN
http://hw001.gate01.com/panken/
panken@u01.gate01.com