大阪の養護学校

今月は定期枠に関して変則的な対応いろいろ、
カフェ等からの問い合わせ数件、ご近所常温販売、
子供の希望による例外的初めての特注商品等。
(5月のお客様の声参照)
25日26日東京に行くため、第4週の出荷を18日〜23日
前倒し調整等、忙しいなか、急に決まった東京行きは
大阪移住後2年ぶりの東京で、楽しみだけど、たったの
2日間の調整が前後2週間ぐらいのパン・スケジュール調整
になるため、あらためてパン作りにどっぷりの生活なん
だなあと、しみじみしている暇もなく、また、再度の
長期アメリカ行きを虎視眈々と狙っていたら、4月後半に
障害をもつ長女の左脚が骨盤から離れ気味で、これは
背中の側湾(ソクワン・背骨が曲がること)の進行により、
骨盤も一緒につられて左が上に、そのため、左脚の
付け根との乖離が生じ、危険な状態では?!と養護学校
から指摘され、専門医の診察受けたら、確かに危険な
状態だけど、リハビリ、マッサージ等、日々の調整で
なんとか一生、脱臼(骨が外れること)しなくて済む
場合もあり、しかしながらいつ外れてもおかしくなく、
また脱臼というのは、骨外れると激痛→手術して安静
期間長く、外れることだけは絶対に避けたく、いろいろ
介護の方法を模索しています。
自力で歩けない障害者はソクワンになりやすく、いったん
曲がると、元には戻れない進行性のもので、対処としては
進行を抑えることしかないけど、成長期が終わらない限り、
進行を抑えるのが至難の業で、および脱臼にもなりやすく、
脱臼する=激痛だから、言葉を話さない我が子が脱臼すれば、
痛くて泣き叫ぶだろうし、脚の付け根が少々カクカクする
なあという程度で、脱臼は全然イメージしてなかったのだが、
医者が言うには、脱臼しているのに痛みを伴わず、普通に
歩いて生活している人も稀にいますと。
ということで、結局、ソクワンがアメリカ前よりやや進行
していて、脱臼の前段階で、つまりアメリカでの毎日毎日
ハードに出歩いていた生活で、長女は長時間車椅子で、
もちろんソクワン等の進行を抑える意識は長年あり、
長時間同じ姿勢をとらないよう注意はしていたつもりが、
日本にいる生活と比べてみれば遥かに無理があり、反省と
同時に、長期アメリカに暗雲、なにかいい方法はないかと
あれこれ考えながら、やりたいことを獲得するのに壁あり
ますね。昔から定住する感覚がまるでないので、東京9年の
間、都内引越し3回してて、それは長女の療育最優先のため
の転居で、いま中央と地方の格差が教育、医療、仕事
いろいろな面で広がっている様子ですが、大阪移住前に調
べた情報では、大阪の養護学校は世界一の水準で、しかし
卒業後の福祉行政は悪く、だから、現在6年生で中学卒業後に
大阪での行政改善がない場合は、また別の土地へと引っ越す
予定なのですが、実際、大阪で通っている養護学校は素晴ら
しいです。東京での養護学校も良かったけど、それ以上に
我が子においては、大阪で進歩したことたくさんあり、そう
いう流れのなか、サンフランシスコの学校も良かったのだけど、
設備、スタッフ人数等の面で、大阪のほうが遥かに優れており、
その上でさらに刺激的な生活環境を求めての海外での長期
滞在は、長女に限って言えば現状、問題があり、しかし、
僕にしろ妻にしろ次女にしろ海外に出たく、とかなんとか
考えたり考える暇なかったりで、月日は過ぎていく具合。