食パンについて

世間の食パンと呼ばれるもので、風味豊かでコクがあり美味しいと評価
される食パンの多くは、発酵バター、バター、マーガリン、ラード、
スキムミルク、練乳、モルトシロップ、蜂蜜、等などの素材が入っている。
油脂の比率にもよるが、油脂が入っているかどうかはパンを手にとれば
わかる。油脂が手につくから。
先日、雑誌の取材で記者の方がPANKENの「小麦」系を試食されて、
神戸の○○○の山食パンの味に似ていると。
あとで、その有名な老舗の山食パンのレシピを調べたところ、
バターとスキムミルクが入っていた。。。。。。
僕も太古の昔には発酵バターや濃厚なジャージー牛乳・生クリームや
有精卵や各種チーズ入りのパンを作ってました。
動物性コテコテの。それは禁断の味、おいしい。
でも、あるとき、ふとその手の味から遠く離れたくなった。
そういうわかりやすいうまみを入れずに、もっと究極の素の美味しさを
追求したくなった。健康的に。
和食・洋食なんにしても、素材が優れていれば、その素材をできるだけ
そのまま食べることの贅沢な美味しさ。
PANKENの玄米雑穀の素材である有機玄米は加賀のほんだ農場から
定期的に送っていただいていますが、ここの玄米に出会えて我が家の
食生活は一変しましたし、殆どは玄米のまま食べ、寿司のときだけ自宅
の精米機で白米に。㈱ノヴァや桜井食品㈱の有機ドライフルーツや有機
ナッツ類等、㈱むそう商事の有機小麦粉や有機メイプルシロップ等、
ほかにもいろんな業者さんにお世話になっていますが、パンを作るという
ことと、素材の厳選は、同時進行の要素であり、PANKENオープン
以前は自分で探すのが基本で、オープン以降は、個人、業者いろんな方
からのアクセスによってさらに情報が集まり、なにかに集中するという
ことは、自分の小さな想像を超えて助けられ、世界が広がるということに。


僕のパソコン歴は約10年になりますが、インターネットはちっともバーチャルな
世界ではなくて、多層的な情報源で、ひと言でいえば、「検索」あるいは「リンク」の
世界だと思う。
10年歴といっても、全然わからないことも多い。
1年ほど前だったか、検索でたとえば、「オーガニック パン」と入れて、PANKEN
に辿り着いてご注文くださった方がおられ、語句の間にスペース1つ入れて、いくつ
もの語句の同時連鎖の検索が可能と知った。これは便利。