売れ残り捨てられるパン

世間のパン屋を見て思うこと。
よく売れているパン屋はいいとして、そうではないパン屋、
先週の土曜に行ってみた名の通った綺麗なパン屋にしても、
客がいない。売れ残りの綺麗なパンたちは、どうなるか。

パン屋だけでなく、たとえば、デパート地下の食材の氾濫。
そのすべてが売り切れになるわけではなく、戦略としては、
いかに捨てなければならない商品の比率を抑えられるかということになり、
捨てる商品が30%だとすると、その分のコストを実際に売れる商品数の
コストに含ませているわけで、ただでさえ安い売値のものは、さらに安い
原材料を使ってやっていくしかなく、そうして量産し、採算をとるという、
なんとも飽食な世界。

PANKENでは、ご注文頂いてから作るので、在庫処分コストを無駄に
上乗せする必要なく、その分、優れた素材を思い切り使用し、優れた素材を
使うことで価格が高くなるとしても、世間の低コスト必至から逃れられない
パン屋群とは隔絶した、ホンモノの美味しさをこれからも追求していきます。

売れ残り捨てられるパン。どんな職人にとってもそれは悲しいことです。
店員さんたちが食べ尽くす?!