欧州旅行雑感+原発

大震災直後に予定していた欧州旅行に1ヶ月間。
なんとも複雑な気持ちでしたが、訪れた数カ国、どの国でも連日、
日本の震災、原発のニュースが流れ、いろんな人から慰め、励まし
の声をかけられ、自分が日本人であることを強く意識した旅でした。


自分のPCを持参してたので、日本での報道は毎日チェックしてました。
そこで気になったのは、欧州での報道と、日本での報道にかなりの
温度差があったこと。要するに放射能汚染に関しての。時間をかけた
特番もあった。
計画停電の影響なのか、海外の特派員が大阪から情報を発している
のは、奇妙に感じました。アメリカだけでなく、ドイツもスイスも
イタリアの特派員も。スイスのテレビで見た東日本のほぼ全域に
渡る各地の汚染数値の映像、くわえて風の向き、海流によって汚染が
どこまで広がるか等の解説はショッキングでした。
それはアメリカが発表した数値だと翌日の日本の後手報道で分かり
ましたが、スイスでの報道のほうがもっと詳細な内容でした。


慰め、励ましの声のなかで陰鬱な気持ちになったのは、スイスの
小さな町ルツェルンの美しすぎる川べりの屋台のおばちゃんと話し
てて、日本人だと答えると、即座に「いつ日本に帰国するのか」と。
3週間後だと答えると、なんとも言えない露骨に気の毒そうな顔に
なって。つまり、その人は日本全域が汚染されていて、そこへ帰国
しなければならないことへの同情というか。


今回の旅行はまずローマに入り、最後はロンドンから帰国。
訪れた都市は順にローマ3泊、フィレンツェ2泊、ミラノ3泊、
ルツェルン1泊、チューリッヒ1泊、ウィーン6泊、パリ7泊、
ロンドン7泊。
ネットの無線接続は、スイスのホテルだけ有料だったので使用せず。
パリは公園でも繋がると聞いてた通り、パレ・ロワイヤルの公園の
ベンチに座ってPC開いてる人いた。
ロンドンでは繋がりが悪く、DSiで試してみたら簡単に繋がって。
でもDSiは画面が小さいので、いろいろ調べたいときはコヴェントガーデン
に毎日行ってたので、隣接したアップルの大きな店舗のPCを使ってた。
一週間の滞在はアパートを使い、ほかは中堅のホテル。
フランスのアパートは法律で定められているのだけど、短期であれ、
賃貸する場合は住宅保険への加入が必要で、業者を通したのでこれが
面倒に感じた。これまでイギリスやアメリカでアパートを借りたこと
何度かあるけど、業者を通さない契約だったせいか、そういうのは全然
必要なかった。パリは古い建物を大切に保存する意識が高いので保険が
義務付けられているということだけど。


イタリアの印象、歴史が重いです。なにを見てもデザインが優れている
と思った。古い石造りの建物に新しいデザインの店舗や家というスタイル
は欧州のどこの街にもあるけど、イタリアのデザインの在り方は
他の国にはない、どう表現していいか、たとえば、イタリア人は他人が
着た古着を着ないと言われる。ファッションに対する考え方は特に他国と
全然違うと感じた。街を歩く人、老若男女問わず、着こなしカッコよい人
多い。まったく逆の印象になるのはイギリス。ラフな格好の人が多い。
スイスはかなり昔のファッションに思えたし、ウィーンもそうかな。
でもウィーンの建物は素晴らしい。アパートの一室一室にちょっとした
変化のデザインがあって、外観も内装も楽しいし、ちょっとした趣向の
集積で街じゅうが美しく、オットー・ヴァグナー設計の郵便貯金局最高、
ハンスホラインのハースハウスや、なによりもクリムトの絵画のある街。
しかし人の服装はラフだったなあ、体型もゆるいというか。
パリはフランス人の甘い顔に似合うファッション性を持っていて、
整っている。でも、イタリアの特に美系すぎる男性の決めまくったファッ
ションには及ばなくて。イタリアは衣服だけでなく、建物の外観、内装、
家具、小物に至るまで刺激的なデザインに感じられ、イタリア人の濃い顔
とは違って、結構、繊細な配色や姿形を街中から体感できた。
結局、イタリア人は人に見られることを強く意識している人が多い気が
した。悪い言い方をすれば、ナルシスト。
イタリアの不思議なところは、観光客相手のだましの商売が横行してて、
結構露骨に存在しているのだけど、全然取り締まる気配のないこと。
カメラ撮影禁止の場所で多くの人が写真を撮ってて、それを注意しない
自由さは好き。フランスは911テロ後、街撮りのカメラで個人が撮られる
ことに抵抗する人が増えて、撮りにくいと聞いてたけど、全然OKだった。
数年前のアメリカでは、撮影ダメな場面多々あった。
例えば、アイスホッケーの競技場の休憩時間に単に廊下を撮影していたら、
係員から注意された(野球場では大丈夫だったけど)。


それぞれの国の人の印象は、数少ない出会いのなかでの印象だから
偏る。一都市一週間の滞在なら一週間分の経験でしかない。
どの都市でも人は優しかったけど、いちばん印象良かったのはパリ。
パリは2回目だけど、以前も今回もフランス人に英語を話すといやがる
人もいるとか反日の人もいるとかいう噂を気にしながら、しかし、
以前も今回も全然そんな人には出会わず、とにかく出会う人みな優しか
った。地図を開いて立ち止まっていると、話しかけてくれる。
重い荷物持って地下道を進んでいくと「この先のメトロは今なぜか
止まってる」とわざわざ教えてくれる人がいる。
それはパリに限らず、ローマでもウィーンでも優しかったのだけど、
トラブルもあった。
まず、ローマのスペイン広場で。僕の手首に友好的にヒモを巻いて
「20ユーロ払え」と3人の若者に囲まれた。ヒモを巻く途中で変だと
思いつつ、どういうオチがあるのかと好奇心が湧いて。手つきは鮮や
か、あっという間に手首に輪をつくり。で、払わないの一点張りで
拒絶したら数分後、手首のヒモを小さな鋏で切り取って落着。
それから、ミラノの地下鉄駅で切符を買うとき、自販機のそばに何人
もの人が張りついてて、観光客と見ると、切符を買う手伝いをして
小銭を稼ごうと勝手に自販機の操作をしようとする。完全に無視、
拒絶しても諦めないため、最後はこっちが怒鳴って解決。
ミラノでは大きな失敗もした。長友君のいるインテルミラノの試合、
競技場へ。人気カードでないかぎり当日券で必ず買えると分かってい
たのだけど、パスポート持参してなかった。セキュリティ強化で、
チケット買うのに身分証が必要と知らなかった。チケット売り場の
列に並んでたときに前後のイタリア人と、どの席がいいかを話してて、
身分証の話になって。余裕1時間前に並んでたので、急きょホテルに
戻って再度競技場へ。しかしいろいろあって、前半がはじまってしまい、
それでも途中から見ようとチケット売場へ行くと、結構な列が。
そして全然進まず。とうとう前半が終わっても列は消えず。
5分に1人ぐらいのペースでチケットがさばかれる程度で、そのまま
並んでいても後半15分ぐらいしか見られないのではないかと判断し、
諦めたのだけど、そこで大いなる疑問。
どうしてイタリア人は試合が後半に入っても何故、チケット求めて
列に並んでいたのか、誰も怒りもせずに。みな陽気で。
で、86000人だったか収容の巨大なサンシーロ競技場から沸き起こる
歓声を外で聞きながらなくなく帰路に。。。。その日の試合、
インテル勝ったけど、長友君は出場せず、だったけどね。


そんなミラノで感動したことは、ドォーモ(大聖堂)での日本の震災
へのレクイエム・ミサ。満席+立見の状態で。現地の、あるいは僕ら
のような旅行者としての日本人は祭壇に近い席に導かれて2時間近い
儀式。神父は日本語でも長々と語られて。結局、ミラノ3泊のなかで
日曜礼拝等も含めてドォーモには4回訪れた。サッカーの失敗のほか、
ミラノではダヴィンチ「最後の晩餐」チケット完売で観られず、
しかし素敵な街だった。


失敗といえば、フィレンツェウフィツィ美術館、チケット売場前
大行列で断念。行列できるからチケット予約(予約料金要)したほう
がいいけど夕方なら当日買えるという話だったが祝日と重なって、
店の多くが閉じてて、美術館に人が集中した様子。
ローマのバチカン市国にあるシスティナ礼拝堂含む美術館も大人気
だけど、午後遅めに行ったらまったく並ばずに入れた。
ミケランジェロの「最後の審判」の壁画がある。壮観だったけど、
その壁画に限らず、観るものすべてが壮観で、圧倒的だった。


スイスは美しい。山も湖も街も。日本で予定組んでたときは、
氷河急行等の観光特別列車のコースを考えていたのだけど、
地元の人が普通に乗降する各駅電車に乗って移動した。
その車両がまた美しくて、ゆったりと広くて。一等と二等車がある
のだけど、二等車で新幹線のグリーン車よりも広いかも。
大きな窓で、車外の景色は最高。


劇場三昧に関して。
ウィーンではムジークフェラインでウィーンフィルマーラー
交響曲2番を、フォルクスオーパーでバレエ「マリーアントワネット」
カールス教会でモーツアルトのレクイエムを、オペラ座でバレエ
ドンキホーテ」を観た。他、教会の無料オルガンコンサート等。
パリでは、オペラ座ガルニエ宮に2回訪れた。
バレエ「コッペリア」とブラームス管弦楽を。
シテ島の教会でヴィヴァルディ「四季」を。
ロンドンでは、ロイヤルオペラハウスでバレエを2回。
「シンデレラ」と「スワン・レイク」を。
ライシアム劇場でミュージカル「ライオンキング」を観た。


バレエに偏っているのは、13歳の娘がバレエをしているから。
バリとロンドンでの計2週間の殆ど毎日、バレエのレッスンを。
パリではマレ区と、モンマルトルのスタジオで。
ロンドンではコヴェント・ガーデンの近くで。
ストレッチやら含めて3時間ぐらいはレッスンに費やし、
あとは観光、劇場へ。親は娘のレッスンの間、何度か見学もした
けど、殆ど別行動で、その近くのあちこちを散策。
マレ区やコヴェントの周辺は賑やかだし、いろいろあるので、
毎日その地区にいても飽きなかった。


日本でチケット予約してたのが半分。あとは現地で買った。
ロイヤルオペラの「シンデレラ」は日本でチケット買ってたけど、
スワン・レイク」は予約分完売で、当日券(デイ・シート)または
キャンセル分(リターン・チケット)を狙うしかない。
ロイヤルのいいところはどんな演目も当日券を67枚用意してある点。
なので完売というのは、67枚以外完売ということ。
当日朝10時にチケット売場(ボックス・オフィス)が開く。前日に
何時頃から列ができるかを確認し、7時と言われたので、7時半に
行ったら、僕ら家族3人で10人目だった。あとは10時を待てば確実に
当日券が買える。当日券の座席は2種と決まっているらしく、
2階サークルか、4階?だったと思う、僕らは2階席でまあまあ良く、
値は31ポンドだった。4階は23ポンド?だった。
多少座席位置で値に誤差ある、演目によっても値は違う。
ちなみにチケットは1人1枚なので、1人で並んで3人分を買うことは
できない。


あと、パリのオペラ座管弦楽コンサートはチケット予め持ってたけど、
コッペリアは完売で、出発前、どうにか手に入らないかと探ったが
ダメで、そしたらオペラ座の当日券というのは公開されていない、
無いというのは建前で、実はあるんだという情報を得て、それを信じて
トライ。情報は、開演2時間前辺りからボックスオフイスの一角で
列らしきものが出来ていたら、そこに並ぶと。
しかし実際はボックスオフィスの奥にある販売窓口のかなり手前で
係員の男が訪れた人たちの用件を口頭チェックする。そのときに当日券
買いたいと言うと「完売」と言われて先へは通してくれない。時間差で
2回トライしたがダメで、窓口に行けないならどうにもならないと諦めて、
でも、もしかしたらと1時間前に訪れたら、窓口の近くで列が。
しかし同じ係員が手前にいる。今度は、先々のチケットを買いたいとか
なんとか言って、とにかく窓口付近まで入り込むことに成功し、列に
並ぶ。そのとき既に20人は並んでいて。その後、僕らの後ろにも数十人
並び、かなりの列に。そして開演45分前辺りに急に別の係員が現われて、
列の先頭から一人一人窓口へ案内されて、しかし個々に販売されるペース
が遅く、開演が迫って来る。僕らがようやく買えたのは、10分前だった。


ウィーン、パリ、ロンドンの劇場を巡ったのだけど、どこでも天井桟敷
や立見席の安価なチケットがある。5ユーロとか8ユーロで。日本円で
600円とか1000円(滞在中、1ユーロは110円から121円の間を上下)。
高い座席は1万から15000円、オペラの最上席3万円というのもあるが。
とは言え日本での公演よりは安いし、なによりも激安の席があるという
ことが面白い。理由は、古い伝統ある劇場の構造が関係している。
たとえば、格安の席だと柱に視界が遮られて舞台の半分しか見えない
というのもある。そういうのは、ネットで座席表見ながらチケットを
買うときに、かならず注釈表示されている。でも、すべての格安席の
眺めが悪いわけではない。一階の奥、舞台を真正面に眺められる場所に
立見を設けている劇場なんかだと、眺めはとてもいい。ただし、立見の
いい場所は早い者勝ちなので、確保するためには当日それなりの時間と
労力が要る。


観たもの、聴いたもので特に印象に残ったのは、
世界で最も美しいと言われるムジークフェライン(学友協会ホール)
で毎年行われるウィーンフィルの演奏を聴けたこと。
ウィーンのあちこちにあるクリムトの絵画を観られたこと。
ゼセッション(分離派会館)の壁画「ベートーベンフリーズ」や
ベルベデーレ宮の「接吻」の実物を観ているということがなんとも
感無量だった。
建物では、ロンドンの30セント・メリー・アクスに圧倒された。
実物観る前は、不思議な形の建物をちらっと見たらそれでいいと
軽く思っていたのだけど、視界に入った瞬間に吸い寄せられるように
その建物の下にまで行って、じーーとただただ見惚れていた。
この世のものとは思えない不思議な、圧倒的な美しさだった。


30セント・メリー・アクス
http://ja.wikipedia.org/wiki/30%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B9


教会建築に関して。
イタリアの三都市の教会はいっぱい訪れたけど、
どこも相当装飾が凄くて、装飾していない壁や天井は一つもないほど、
これでもかとふんだんの装飾で、ウィーンでの教会もそれなりに、
でもイタリアほどではなく、そしてパリへ。昔、ノートルダム寺院
初めて見たとき、その荘厳さに揺さぶられたものだけど、今回は
イタリアをふんだんに見てからのパリ入りで、見るものすべてがあっさり
して見えるほどで、ノートルダムの美しいバラ窓を見ても、まあこんな
ものかとショックはなくて、ロンドンの教会もパリと似たような印象で、
それほどイタリアの装飾は凄まじかった。
で、僕はプロテスタントなので、そういうカトリックの装飾とは無縁の
プロテスタントのほうが基本的に居心地いいのですが、普段、自分の
周辺にないものと出会うことは新鮮だし、どこまでも装飾する人の嗜好
の産物がその街の基礎にあること、そこに多くの人が訪れること、日本
だと神社仏閣へ多くの人が訪れるというのと同じことだけど、欧州は
どの街を訪れても教会がいっぱいあって、と書きながら、京都だって
一都市にいっぱい寺社があるんだなあと一致した。


一都市にいっぱいあるもので、パリには50メートル間隔でパン屋が
あると言われてる。実際、そうですね、ありますね。至る所にパン屋が。
自分の近くの美味しいパン屋で毎朝パンを買うというのがフランス人の
生活スタイルと聞いたことある。なので、近くのパン屋が美味しくない
と困る。僕らはパリ大学のソルボンヌ学舎のあるカルチェラタン
アパートに滞在。近くにメゾン・カイザー(パリではエリック・カイザー)
の本店ある。毎日、違うパン屋でパンを買うことにして、いろんなパン
を食べたけど、基本はバゲット・トラディションを。
これは、伝統製法に則って小麦、塩、水、酵母のみで添加物一切なし
バゲット。長さや姿形も決まっているらしい。
パリに限らず、どこの国でもパンを食べて、お米はリゾットで1回食べた
かな、毎日パンをたくさん食べて、帰国すると、毎日一回はお米を食べる
のが変な感じにもなりました。もう慣れたけど。


ユーロ圏は通貨がユーロなのでラク。スイスはスイスフラン
イギリスはポンドで別通貨なので、最初は面倒に感じた。
あと、各都市での地下鉄やバスやトラムのチケットで、滞在期間や
移動範囲等で、どれを選択したらおトクかの判断を各都市で考える
ことがちょっと面倒でもあったけど、とにかくどの都市でも毎日、
よく歩いた。
ローマは何回か市内バスに、地下鉄には一回乗ったかな程度で、
市街地の殆どを徒歩でまわった。
フィレンツェは小さな町で、全域を歩くのはカンタン。
ミラノは中心から地下鉄数駅離れた場所のホテルだったので、
移動は地下鉄とバスをまあまあ利用した。
ウィーンの市街地も乗り物なしでじゅうぶん歩ける広さだけど、
わりと地下鉄やバスを利用して効率よくまわった。
ロンドンではオイスターカードという日本のスイカピタパ
ようなクレジット決済付きのカードで、プラス一週間のトラベル
カードを。残金やデポジットは最終日に返金処理できるし、
便利だった。昔、イギリスに一年いた頃は、ロンドンの市内バス
は複雑すぎて有効に利用することを早々と諦めて、市内なら地下鉄
のみ利用していたけど、今回はバスのマップを精査して、殆どの
移動はバスで。ダブルデッカーの二階からの眺めは楽しかった。


思いつきざまに書きたいことはいっぱいあるけど、
いろんな経験をしながらも日々感じていたことは、日本の
放射能汚染の経緯と今後の予測。
いろんな情報のなかで、最も衝撃的で、うすうす感じてはいた
ものの詳細は全然知らなくて、最も重要と思える下記サイトに
出会えたことは・・・・なんとも複雑な気持ちになります。


原発がどんなものか知ってほしい
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

長いけど全文、重要だと思う。


僕は小学6年生のときに学校の図書室にあった、題名は忘れた
けど、「原爆の作り方」を説明した本に夢中になって、
ウラン235がどのように分裂してエネルギーを生むかに関しての
詳細をノートに記録して、以来その原点の論理は理解していても、
実際にどのように原発が稼働しているかは知らなくて、無知だった
と思う一方で、事実を周知している中枢にいる人たちは、いったい
どういう考えなのか、どんなにリスクがあっても原発を存在させる
理由は利殖と軍事的な意味合い以外にないのだろうけど、原点が
軍事力で、日仏の関係、サルコジが訪日したのも、「通常の何千倍
の漏れが・・」の「通常」の意味とか、いろんなイメージが上記
サイトを通して重なっていく・・・・。