ブック検索

ずいぶんと日誌?をさぼった。
PANKENの日々はさほど変わらない。


グーグルの「ブック検索」は凄い。
http://books.google.com/
物凄い書籍数の電子図書館
日本の多くの作家たちは反対しているようだが。
このデシタルなオンライン配信はすべて無料であり、
パソコンを通して本を読むのは慣れないと疲れるけど、
慣れると結構ラクで面白い。
僕は英書で読んでみたい本をときどきチェック。
日本語で読むのと、英語で読むのとでは、印象が全然
違う本があって、たとえば、聖書。
「救い」という言葉が単に「help」だったりする。
救いと訳されると重い印象になって、それは重さが
先立ってしまうデメリットもあるように感じる。
ヘルプのほうがシンプルで単純そうに見えて、実は
とても広大で、重いも軽いもすべて取り込んでしまう
景色に感じたりもする。それは和訳の「救い」を知って
いるから、ヘルプの意味を拡大解釈してしまう複合的な
作用があるからなのかもしれないが、とても重要なことを
表現するときに可能な限りシンプルな言語で、どこまでも
広がってしまう作用に憧れたりもする。
で、グーグルに戻ると、無料配信することは著作権や印税
等で生きている作家たちを窮地に追い込むことになるのか
どうか。一つの書物がペーパーだけでなく、デジタル無料
配信されることで、それは一気に世界の隅々まで通じて、
その広大無辺とも思えるシステムの分かりやすさは素晴らし
い。デジタルで読むことで、ペーパーで読むことが死滅する
とは全然思わない。ペーパーの書物の便利さ、美しさって、
消えることはないのではないか。
それに図書館の機能と同じだし。世界最大規模の図書館と
いう解釈になるのではないか。