ベーカリー・パティスリーvol.3取材・掲載

ベーカリー・パティスリーvol.3取材・掲載 (2005年11月発売・旭屋出版)
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0106211353




創刊2003年11月で、年1回発売の雑誌。ベーカリー業界向けの雑誌で、
市販もされている。価格2500円?
「独立開業物語」(見開き2頁)にPANKEN掲載予定。
これまでのメディア紹介とやや違う点は、一応成功例としての起業家への
インタヴュー記事に。ライターさん(女性)とカメラマンさん(男性)と
ひと通り仕事の後、試食兼雑談、僕より一回り上のカメラマンさんの信用
できる素材を使っての自炊生活、腹八分目、外食しない等のお話、
フリーカメラマンとして23年間、体が資本であり、殆ど風邪引かずという
お話。やっぱり、食生活は大切ですね。
取材を受けていつも思うことは、僕の喋りを編集して記事にしてくださる
こと、とても申し訳なく思えます。なぜなら、錯綜とした喋りをしてしまう
から。ネタがあちこちに飛びますし。あとで、もう少し整理して話せば、と
思うこともしばしば。


投資家からパン屋になった理由。
全然、畑の違う職業であり、パンの修業は一切してなくて、すべて自己流で、
コンセプトの明快さだけがある。天然酵母有機使用率100%と冷凍パン。
そのシンプルさを徹底するために、素材の厳選があり、一般常識的なパンの
製法は壊し、常温パンの長い歴史のなかでは実現できなかったことをやる。
賞味期限1ヶ月間を経ても悠々美味しさを維持するということを。
それだけを考えていて、結果、美味しいか美味しくないかのお客様の判断が
すべて、という場所に自分がいて、美味しいのひと言で救われ、リピートに
繋がらない場合は、さらに改良の域があるということになり、そういうわかり
やすい厳しさのなかにいることが、楽しいのです。
自分の仕事の手ごたえが、わかりやすい形になってあわられる仕事、ということ
になりますね。


前回の日誌で8月のランキングを出して以降、下位のパンが
よく売れる傾向もあり、ありがたいことです。
9月半ば新発売の玄米雑穀セサミが予想以上に好調で、
9月ご予約分の初出荷が10月に入ってスタートしてますから、
また集計して秋のランキングでも後日アップしたいと思います。
8月発売のライ麦クランベリーレーズンはまずまず。


最近、興味あること、2つ。
横浜トリエンナーレ2005
http://www.yokohama2005.jp/jp/
2001年の第1回トリエンナーレには行った。
とても刺激的な現代アートの祭典・第2回目。
今回は、知人のグループも参加。期間12月18日迄。
今月16日にNHK教育で紹介されるらしい。


ゴダールの映画「アワーミュージック」
http://www.godard.jp/index.html
ひさしぶりの新作。もう間もなく公開。最も愛する映画作家
自爆テロというものについて、多義的に考える契機があるように
想像してます。


お報せ事項、2つ。
◆定期枠のペース配分・毎月1回に変更。
詳しくは「定期枠について」へ。


◆佐川急便の代引き決済スタートしてます。現金決済のみ。