テスト中の新作パン・政治

日誌を更新しなければと思いつつ、ひと月経ってしまった。
8月、なにしていたかというと・・・政治の話に没頭。ほか、少しの休暇と、
新作パンのテストいろいろ。
PANKENで発売するパンは、常温パンの歴史との対立・隔絶・破壊を
意味するものなので、郵政民営化に賛成か反対かといった眠たい選択では
なくて、現政権は根幹から壊れて欲しいと願う。
パン屋以前は投資家だったので、世界の経済とそれなりに深く関わってきた。
政治。政治は幼稚な世界、というようなことをユゴー漱石も書き残している。
でも、単純に見えることに複数の考え、利権が集中すると、混乱していく。
これは投資の世界も同じ。目に見えて流される情報の殆どは、単に表面であって、
裏の話は極力、登場しない。
政治・経済の話に突入すると、この日誌の意義が変化しそうだから、
パンの話に戻る。


テスト中の新作パンの(仮)名前+簡略説明を下記に。


①オレンジ小麦・・有機オレンジ100%ストレートジュース入り小麦、水は未使用。
有機オレンジピール有機レモンピールの配合比率+高コストの問題が残る。


②オレンジココア・・小麦+有機オレンジピール有機レモンピール+有機くるみ+有機ココア等。


③玄米ダブル雑穀・・有機玄米の倍増バージョン。 


④玄米雑穀セサミ・・玄米雑穀+有機黒ゴマふんだんに入れたパン。


⑤デーツあんパン・・カンパーニュ生地に有機デーツ+有機くるみ。


⑥アーモンドプードル小麦・・小麦80%+アーモンドプードル20%生地。
これはとても香ばしい新しい食感の生地。しかし、めちゃ高コストになってしまう。。。


⑦sweetシナモンアプリ
⑧cakeシナモン・アプリオリ
この2種の甘い系の生地、有機ドライフルーツ具だくさんの内容はまだ言える段階ではない。


ライ麦クランベリーレーズン。→これは8月新発売済み。


ざっと書き出すと、こんな感じ。
このうち、是非、発売実現したいパンは、②かな。模索中ですが。。。
常々、アイデアはたくさんあるけれど、趣味で作るのと、実際に発売するのは、大きく違う。
1つ商品を増やすと、製造ラインが1つ増えるわけで、特に、最初のミキシング時点で、
現商品とは違う生地を作る場合、パンを作るスケジュールが複雑になってしまい、自分の
首を絞めることになる。現在、11種類の生地がある。同じ小麦の名をもっていても、
小麦とメイプル小麦は別のミキシングになり、硬度1551ノンシュガーと1551ローズマリー
別々のミキシングになる、という具合で、どの程度、基本の生地種類を増やしていけるかが
今後の課題。