「カフェ・スイーツ」取材・撮影

先週、柴田書店の月刊「カフェ・スイーツ」取材・撮影があり、
8月5日発売・54号・連載「噂のネットショップを訪問!」にてPANKEN掲載予定。
cafe-sweetsサイト
http://www.shibatashoten.co.jp/magazine/cafesweets.html


東京からの取材、名刺交換して・・・取材後、頂いた名刺をじーーーと見て・・・
「編集長」とわかった。名刺は頂いたときにちゃんと見るべきと反省。
編集長の女性と、関西在住のカメラマンの女性と、2時間半、いろんなお話をした。
パンやスイーツ、店舗運営等のプロの目線をもった人とお話するのはとても
有意義な時間。なにをどういうふうに話しても、受けとめてもらえる安心感と
いうか、1〜1時間半の予定が伸びても短く感じた。


パン作りの全工程において、常々考えていることは、
どんな些細な事柄にも言葉で表現できる理由があり、曖昧さをことごとく排除すること。
全工程、どの場面を切り取っても、現状、曖昧なものは1つもないと思いながらパンを
作っており、それは粉や水1g単位で物事を考えることであり、たったの1gじゃないか
という甘えた考えはなく、はっきりと感じる1gの差異を日々調整。そのための設備、
たとえば、ミキサーは小型4台(1台にパン4個まで)、
オーブンは一般家庭用のコンベクション3台(1台にパン4個まで)、
オーブン3台1回転で12個×4〜5回転が1日の生産量。
ミキサーにしろオーブンにしろ、セットしたら後は機械任せ、ということはなく、
パンの種類によってあれこれ手を加える。機械のマニュアル通りの使用とは全然
異なるやり方で。
大型の機械には量産するというメリットがあるけど、小型には小型だから可能なことが
ある。その特性をうまく引き出してやれば1gの世界も見えてくる。