無添加パン・天然酵母パン・有機パン・有機使用パン

いい素材を使用しているパンとして、聞こえのよい名称を下記4つ挙げてみました。
厳密に斬りたいと思う。

「無添加パン」・・・化学添加物を未使用。だけど、有機を提示していないのなら、
それは農薬、化学肥料の入った素材を使用していることになる。

「天然酵母パン」・・・天然酵母を使用。だけど、化学イースト＋天然酵母のパンも、
天然酵母パンとして売られていること多し。原材料を見れば、はっきりする。でも、
店頭陳列パンの多くは、原材料の表示が曖昧。ちゃんと、お店の人に質問してみよう。

「有機パン」と「「有機使用パン」の違い・・・「有機」「オーガニック」の後に「使用」
の文字がない場合は、有機JAS規格の認定商品。審査料等、結構コストかかる。個人の
パン屋では、なかなか厳しいコストになる。世間では、無知な(あるいは悪徳の？)パン

屋が、オーガニック・ブレッド、有機レーズンパン等とアピールしてたり、オーガニッ

ク・ベーカリーと平気で看板掲げたりしてる。オーガニック料理という表現も違法にな

る。パン屋にしろ飲食店にしろ、有機JAS規格認定でない場合は「使用」を入れなければ

ならない。
「有機パン」と「「有機使用パン」、どちらにしても、法的な問題はおいといて、重要な
ことは、何％有機を使用しているか、です。有機パンは、95％有機で、5％添加物でも
OKと有機JAS規格は定めている。ここがややこしいところ。また、「有機使用パン」なら、
たとえば、有機レーズンのみ有機で、他はすべて非・有機でも有機使用パンと呼べる。
原材料を見て、どの程度、有機を使用しているのかは最低限知ったうえで買いたい。

ＰＡＮＫＥＮは「有機使用パン」に属し、有機素材の１つ１つにおいて、95％有機
ではなく、100％有機の素材のみ使用。(焼カレーパンは除く)