アメリカの住居

20日に最終のパン作りを終えて、同日にサンフランシスコでの
住居も決まった。当初は、SF、バークレーサンノゼと移動する
予定だったので、ホテル転々でいいかと思っていたのだけど、
我が家の場合、キッチンが要る。長女の食事はやわらかいものに
限られるため。キッチン付のホテルは高いので、落ち着いて滞在できる
場所として、Condominium(分譲マンション)、Apartment(マンション、
アパート等)、Studio(ワンルームマンション)、flat(家のなかの数室)、
House、いろいろあるが、基本的にBedroomがいくつあるかでランク
分けされる。通常ベッドルームなしのStudioにもリビングにベッドが
ある。リビング、キッチン、トイレ、風呂の他にベッドルームが1つ、
2つ、3つ、4つへとランクアップされるにつれ、風呂も1つから2つ
に増えたり。Mansionというのは邸宅、高級マンションの意味になるか
ら馬鹿高い。僕らはSF市内のCondoを借りることに。プール、ジム、
コート、サウナ、パティオ等の設備があるCondoやApartmentが一つの
定番としてある。最初は日本のサイト検索から。


http://www.amsires.com/


このサイトに入り、いろいろ問い合わせた。2ベッドルームになると、
相当高い。月3500〜6000ドル辺り。次に、


http://www.mapquest.com/


のなかの短期・長期滞在の不動産物件を探し、10数件、問い合わせ。
しかし最低3ヶ月間の賃貸契約で、1ヶ月間の物件はない。
賃貸料は上記サイトの半額。
他国の人が書き込むapplication form(申請書)はない。そこを無理やり
申請して、通常最低半年や1年契約の物件を3ヶ月までもっていけた
のだけど、それ以上はダメで、断念。


http://www.craigslist.org/


次にこのサイト。アメリカではよく知られたサイト。いろんな情報が
集まっているので、とても便利。
housing の sublets / temporaryに入って、個人の所有・賃貸物件で、
旅行に出る間に賃貸するとかシェア(同居)の人募集が中心。
不動産会社の物件も入り混じって日々たくさんの物件が更新される。
10件ほどメールするが、全然反応がなく、諦めかけたのだけど、意地に
なってきて、自分の英文を見直し、こちらの家族の詳細な説明と
PANKENのリンクを貼ったら、どんどん返信が入る。
物件を絞って、サンフランシスコ2件、バークレー3件の家主と何度か
メールのやりとりをする。
サンフランシスコ中心街・1880年建造のヴィクトリアン調アパートメ
ント・3200ドル、バークレーの大学横・一軒家130平米・重厚インテリ
ア・暖炉・天蓋付ベッド・2850ドル、同じくバークレーの元バレエダ
ンサーのすばらしくセンスのいいアンティークいっぱいのDuplexアパ
ートメント! Duplexは 1階2階あって1戸のアパートメント・1050ドル、
そして、もう一つバークレー、難病にかかり死ぬしかない子供たちの
最後の場所となる施設で働く看護婦さんの清楚なアパートメント・猫
の世話付・1650ドル、これら4件どれも素敵だったけど・・・
短期契約の場合、個人の物件は、不動産物件よりはかなり安いが、
その殆どは月単位の契約。
障害者関連の情報もいろいろあるが、とにかく行ってみないとわから
ないので、経験前にはなにも言えないが、住居という切り口からやり
とりした10数人のアメリカ人たちから、たとえば、「私のアパートメ
ントの建物の玄関には、3段の階段があると言わねばなりません」
「私の部屋の入口の幅は61cmしかありません」「家が丘の中腹にあ
り、家の玄関に至るまでに23階段あります」「バスタブの外にシャワ
ーはなくて、タブに入ってシャワーになるから、使い勝手が心配です」
等など、我が長女をイメージしてのバリアフリーに関してのコメントが
細かくて、車椅子生活者に対するイメージがクリアな印象ですね。
なにはともあれ、月末出発まで後数日。準備にバタバタしてます。


George Mark Children's House
http://www.georgemark.org/index2.shtml
上記の看護婦さんが働いている施設。僕はショックで呆然。


ヤフーの翻訳サイトを使うと読解便利。
変な訳になること多々ありますが。
http://honyaku.yahoo.co.jp/